さまざまな「つくる」を実践する人がつどう場をつくる
それが、ネオ公民館「なわほ」として、目指しているところになります。そのために、なわのわ2年目から「つくるくるproject」が始まったわけです。過去には「コーヒー」「映像」や「演劇」などの「つくる」に向けた学びの場づくり(ワークショップ)も開催してきました。
そういったなか、「木工」を中心に、なわほの工作室を開放し、オープンデイならぬ”オープンワークデイ”として設けたのが「クラフトデイ」です。毎月1回にはなりますが、スタッフが常駐し、「本棚」や「テーブル」などの簡単な設計相談から、機材の使い方のレクチャーまで、ものづくりのサポートを行なっています。
4月20日(土)のクラフトデイの様子をご紹介。
午前中は、どなたもおらずだったので、在中スタッフ(井上)のものづくりタイムとなっていました。施設整備も兼ね、保育所時代からあるワゴンの補修作業に取り組みます。一度分解後に、組み立て直し、壊れた木材部分は、工作室にある端材で復旧!
そんなことをしていると、いつの間にか、お昼頃。いつもなわほに出入りしている高学年の男の子が立ち寄り。「(親から)行ってきたら?と言われたので来ました」と最初はあまり乗り気な様子ではなかったのですが、「何つくりたい?」「どうやってつくろうか?」「そこはこうして…….」とやり取りするうちに、主体的にどんどん作業にのめり込んでくれました。半日かけて箱をつくり上げ、満足げに持って帰りました。
また、午後はクラフトデイ常連さんも訪れ、にぎやかな雰囲気でした。最初は遠慮しがちだった方も、慣れてくると、勝手に作業していく。これがいいのです(笑)。理想のかたちでございます。
その作業の様子は、こちらからも確認できますので、よろしければ。そして、次回のクラフトデイは【5月18日(土)9:00〜18:00】です。名和の方にかぎらず、ものづくり欲がある方ならどなたでも。お待ちしております!